債務整理の種類と特徴

銀行のカードローン、またクレジットカードのキャッシングなどはいざという時にとても強い味方になってはくれますが、一度お金を借りてしまうとお金を借りることに抵抗感がなくなり、気が付くと多額の借金を抱えてしまうケースも少なくはありません。
借金返済の為に節約生活を続けてコツコツと返済していても利息分だけがどんどん膨れ上がって完済の目途が立たず途方に暮れてしまうものです。
借金をどうにかしたいと思っても借金を抱えているなんて他人には相談することもできないし、家族に内緒で借金をしている人も少なくはなく夫や妻にも相談できないという人も多いものです。
しかし、こうやって一人で悩んでいても借金はどんどん膨らんでいくばかりなので、早めに手を打った方が賢明です。
借金を整理するには債務整理という手段があります。
債務整理というと自己破産というイメージを持っている人も多いのですが、自己破産だけではなく任意整理や特定調停、個人再生などがあります。
これらの手続きを行うことによって抱えている借金を整理することができますが、どれが適しているかは人それぞれ異なります。
自己破産はマイホームや車などを手放さなければいけませんが、その代わりすべての借金を帳消しにすることができます。
差し押さえといっても賃貸住宅の場合は立ち退く必要もありませんし、日用品や衣類、寝具などは差し押さえの対象にはならないので当面は普通に生活を送ることが可能です。
次に個人再生は借金の総額を大幅に減額して、3年間で返済していく方法です。
個人再生は比較的新しい制度でもあるのであまり広くは知られていませんが、自己破産のようにマイホームや車などの財産を手放すことなく整理することができますし、借金の理由がブランド物だったりギャンブルであっても手続きをすることが可能です。
特定調停は借金の返済ができなくなった人に対して、裁判所が債務者と債権者、その他の保証人などとの話し合いを仲介して、借金の返済条件を軽減するように働きかけます。
債務者が経済的に立て直すことができるように支援する手続でもあり、倒産処理手続の中の再建型手続の一種でもあります。
任意整理は債権者と債務者との間で直接交渉を行うため裁判所を通さずに手続きができ、借金を減額することができます。
また、任意整理を行うことで払い過ぎた利息を取り戻すこともできますし、ブラックリストには載るものの官報に載ることもありません。
このように債務整理には種類によってさまざまな特徴がありますので、先ずは信頼できる法律家に相談してみると良いでしょう。